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看護部

看護部長挨拶

認定看護管理者 三浦 眞優美
 21世紀はウイルスの時代と言われていましたが、正にコロナウイルスが全世界に蔓延しました。誰もが未知のウイルスであるコロナウイルスに怯え、差別が生まれ、そして多くの尊い命が犠牲になりました。

 約100年前、スペイン風邪(現インフルエンザ)が猛威を振るい、現在と同じような状況の中、ナイチンゲールは療養環境を改善し、看護で多くの患者を救いました。当院看護師たちのコロナとの戦いの日々は、ナイチンゲールを思い起こす尊い時間でもありました。

 コロナ禍に翻弄されることなく、看護部体制は強化され「BLS院内認定看護師」が多数誕生しました。また、急性期病院として周術期看護と、介護を必要とする超高齢者の安全を担保するため、夜勤体制を強化し高齢者の見守りを行っています。

 地域包括ケアシステムにより在宅での医療・介護資源も急速に整備され、これまでは諦めていた在宅復帰が可能になるケースも増えてきました。多様性の時代、医療者の価値観ではなく患者・家族の意思決定を支援する看護師であるためには、社会資源への理解と柔軟な判断力が求められます。看護部理念である「家族に受けたい看護」を提供するために視野を広げ、たくさんの選択肢を学び、地域医療における当院の役割を果たしていきたいと考えます。

看護部理念

  1. 「家族に受けたい看護」をすべての患者に実践します。
  2. 「退院後の生活に繋がる看護」を患者と共に実践します。
  3. 「信頼される看護」のため継続した学習に努めます。

看護体制

  • 急性期一般入院基本料1 
  • 急性期看護補助体制加算 25対1(5割以上)
  • 看護補助体制充実加算
  • 2交代勤務:①8:30~17:00 ②16:30~9:00
    固定チームナーシング・担当看護師制
    夜勤体制は「夜勤入り・明け・休み」が1セットで勤務計画

教育体制

 2016年に公表された日本看護協会版「看護師のクリニカルラダー」を基に、当院のクリニカルラダーを導入しました。
 ラダーの目的は、看護実践の場が多様化する中で、それまでの看護経験を活かし、すべての看護師が共通する看護実践能力を高めることができ、目指すキャリアを支援することです。
  • ジェネラリストとして全ての看護師がラダーⅤを目指します
  • OJT・外部研修費補助でキャリア開発を支援します
《 我汝会えにわ病院クリニカルラダー 》
レベル
レベルごとの定義
新人
ラダーⅠを目指すフレッシュナース

基礎的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する

標準的な看護計画に基づき自立して看護を実践する

ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する

幅広い視野で予測的判断をもち看護を実践する

より複雑な状況においてケアの受け手にとっての最適な手段を選択しQOLを高めるための看護を実践する

スペシャリストへの支援

対象
:当院勤務経験5年以上でラダーレベルⅣ以上の看護師
当院にとって必要と認める認定資格に限る
支援内容
:研修期間中は固定給の支給
受講費用・指定教科書代の支給(交通費・宿泊費は自己負担)
資格取得後は5年以上当院勤務を求める
認定資格手当支給

新人看護師教育:1年間のプリセプターシップ

《 新人看護師(フレッシュナース)到達目標 》
目標到達月
到達目標
4月(1月目)
  • 職場環境になれる
  • 職場の1日の流れを知る
  • 環境整備ができる
  • バイタルサインを測定し結果を記録できる
5月(2月目)
  • 食事、清拭、洗髪、足浴、移動などの看護支援ができる
  • 採血ができる
6月(3月目)
  • 注射、点滴が安全に行える
7月(4月目)
  • 手術患者の観察、記録ができる
  • 入退院の取り扱いが行える
  • 正しい清潔動作で回診介助を行うことができる
  • 輸血、自己血返血が実施できる
8月(5月目)
  • 休日日勤の自律
  • 担当看護師として看護実践をする
9月(6月目)
  • 指導者とともに夜勤業務を行う
10月(7月目)
  • 緊急時の対応を理解し、指示のもと行動できる(研修)
12月(9月目)
  • 夜勤業務自律
3月(1年目)
  • 指導のもと救急外来対応ができる
  • クリニカルラダーⅠレベルに到達できる

BLS院内認定看護師制度

BLS研修

BLS研修

BLS認定バッジ

BLS認定バッジ

看護部組織図

福利厚生

  • 医療費補助(当院分)
  • 40歳以上の外部健診補助(3万円以内/年)
  • 職員食堂 昼食費補助
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