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放射線科

ご挨拶

当院放射線科は、2022年4月現在、診療放射線技師9名、メディカルアシスタント2名、合計11名のスタッフにて構成されております。
整形外科、内科、循環器内科領域を中心に、各種疾患に対し、さまざまな撮影装置(機器)を用いて、適切な画像情報を患者様に提供すべく日夜努力しています。
近年、機器やIT技術の発達により、業務内容も一般(レントゲン)撮影以外にX線CT、MRIのディジタル画像の画像処理、またネットワークを介しての検査画像の配信など、進歩の早さを感じる毎日です。

検査をうける方へのお知らせ

撮影する部位およびその近辺に、ボタン、プラスチック・金属類(チャック、ホックなど)のついた衣類、アクセサリー類(イヤリング、ネックレス)、ヘアピン、カチューシャ、眼鏡、補聴器、入れ歯、湿布、カイロ、コルセット、サポーターなどを身に付けている場合は、検査の障害になることがありますので、必要に応じて外していただくことがあります。
服を着替えて検査を行なう場合がございます。着替えていただく際、当院では画像のような更衣室、更衣スペース、検査衣、半ズボンなどを用意しております。
また、妊娠中の方、及び妊娠の可能性のある方は検査を行わない場合がありますので、検査前にお知らせください。
※不明な点はスタッフにお気軽にご質問ください
更衣室・更衣スペース
更衣室・更衣スペース
検査衣
検査衣

主な検査の際のお知らせ、注意点など

MRI検査

当院のMRI
MRI検査を行なう際は、検査衣に着替えていただきます。また、身体に身に付けている金属類も外していただきます。貴重品や脱いだ衣類などはカギのついたロッカーがございますので、全てロッカーに入れていただきます。
MRI検査室全体が24時間365日強い磁気を帯びています。検査する場所(部位)にかかわらず、検査室内に金属類は持ち込むことができません、当科スタッフも検査室に入室する前に確認しますが十分留意してください。心臓ペースメーカー、人工内耳を挿入されている方は検査(入室)が禁忌です。それ以外にも、手術をされて体内に金属を設置した場合、検査を受けられない場合がありますので、あらかじめスタッフに申し出て下さい。

検査前に別紙MRIチェックリスト(必要に応じてダウンロードしてお持ちください)に記入されてから検査を始めます。検査予約時に外来スタッフよりお渡しいたしますので、あらかじめ記入されてから来院してください。
MRIの検査は大きな音がします。検査中、検査の音がしている間は特に動かないように気をつけてください。当院ではヘッドホンを使用して、BGMを流しています。
当院で撮影する部位は、頭部、頚椎、肩関節、腰椎、股関節、膝関節、足関節・・・ほぼ全身にわたります。撮影する部位と検査内容によって、検査の所要時間はまちまちで、短い検査では10分程度、長くなると45分~1時間程度かかりますが、実際に検査された患者様には、「予想していたより早く済んだ」というご意見を頂いております。
近年MRI検査可能のペースメーカーが普及しておりますが、現時点で当院ではペースメーカー対応のMRI検査に関して施設基準を満たしておらず、検査をすることができません。ペースメーカーを設置した患者様にはご不便をおかけしますが、あらかじめご了承いただきますようお願いします。

X線CT検査

当院のCT
造影剤を使用することにより、まれに副作用が生じる場合があります。症状は、かゆみ、発疹、吐き気のようなものから、アナフィラキシーショックなど重篤な状態にいたるものまで様々あります。しかし、造影剤使用時は看護師などスタッフが患者様の状態を観察しており、副作用が生じたときにはすぐに適切な処置がとれるようにしております。
また、造影剤は腎臓から尿中に排泄されるため検査終了後は水分(水、お茶など普段飲んでいるモノで構いません)を多めに摂るようにしてください。

なお、次の項目に当てはまる場合は、造影剤を慎重に投与する、造影剤の量を減らす、もしくは造影剤を使用しないで検査することもありますので検査前にお知らせください。
  • アレルギーがある
  • 喘息(ぜんそく)がある
  • 腎臓の病気がある
  • 以前に造影剤を使用して副作用を生じたことがある
  • 糖尿病の薬をのんでいる

X線(レントゲン)検査

お腹にバリウムが残っている場合は、腰椎や股関節のX線検査(レントゲン)を受けることが出来ない場合があります。各種健康診断を受診し、バリウム検査(250~300cc飲用)を受けた場合は、一週間程度経ってから診察を受けるようにお願いいたします。

骨密度検査

当院の骨塩定量測定機
骨密度検査とは、人体を形成している骨の密度(骨塩量)を微量のX線を使用して測定し、骨粗しょう症などの診断に欠かせない検査です。当院では腰椎、大腿骨(股関節)、前腕骨(手首)の骨で骨密度を測定しています。測定後、画像処理を行い数値化して、正常範囲内かグラフ上に表示します。必要に応じて着替えを行なう場合があります。

予約して検査をされる方へ

10番窓口(放射線科受付)
MRI、CT、骨密度の検査予約された方は、検査当日来院し受付再来機で受付を済ませてから10番窓口(放射線科受付)までお越しいただき、検査予約表を提出してください。MRI検査の場合MRIチェックリスト、X線CTの場合CTチェックリストも提出してください。
検査前に着替えや問診などがありますので、時間には余裕を持って(遅くても15分くらい前には)来院してください。
また、緊急検査などにより予約通りには検査を開始できない場合がございますので、ご容赦ください。

他施設からのfilm、CD画像の持込について

他の病院(医療機関)を受診して、紹介状(診療情報提供書)と一緒に、他の医療機関の検査画像の書き込まれたCD-ROMを持参した患者様は、問診の際に早めに看護師またはスタッフにCD-ROMをお渡しください。診察時にお渡しいただいても、CD-ROMの読み込み操作など、診察に支障をきたす場合がございますので、ご協力よろしくお願いいたします。
なお2022年よりレントゲン(X線)フィルムに関して画像サーバーへの取り込みを停止いたしました。あらかじめご了承ください。

film-less化に伴う、画像のCD、film出力について

当院では2009年7月よりフィルムレスシステムを導入しています。原則レントゲンフィルムを使用せず、院内ネットワークを用いて検査画像を配信し、液晶モニタに画像を表示し診断、診察を行なう方法です。
検査画像を他の医療機関へ持参するなどの場合、当院ではCD-ROM、光沢紙による紙出力、レントゲンフィルムによる出力、等の形式で参照(紹介)画像を作成提供しています。患者様自らのご希望により参照画像を作成する場合は費用等発生いたします。詳細は医事課にご確認ください。

装置の紹介

当院の撮影装置は、装置の安定した品質を保つ為、また故障による検査が実施できないことを未然に防ぐ為、スケジュールを組んで定期的に点検を行なっています。安心して、放射線科の検査を受けて頂けます。

当院の主な撮影装置をご紹介します

撮影部門
撮影室No.
撮影装置名、規格など
メーカー
導入年月
8
Canon Ultimax-I
Canon
2020/07
9、11、12
 UD150L-40E
SHIMADZU
2018/09
13
Aquilion Prime SP(80MD CT)
Canon
2020/09
14
 HORIZON-W
HOLOGIC
2017/04
血管造影
15
OEC-9800
G.E.
2001/05
16
 MAGMETOM Harmony(1.0T)
SIEMENS
2004/05
 MAGMETOM Skyra(3.0T)
SIEMENS
2013/04
回診用
MOBILETT XP-hybrid
SIEMENS
2016/07
MOBILETT XP
SIEMENS
2005/11
外科用イメージ

ARCADIS ORBIC
SIEMENS
2016/07
SIREMOBIL Compact L
SIEMENS
2008/05
Cios Select
SIEMENS
2021/05
X線読取装置(DR)

Aero DR fine
KONICA
2018/09
プリンタ
DryPro 832
KONICA
2018/09
画像サーバー
NEOVISTA I-PACS VR
KONICA
2009/07
画像表示端末
NEOVISTA I-PACS
KONICA
2009/07
線量管理アプリ
FINO. X MANAGE
KONICA
2020/09
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