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脊椎
頚椎症・腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症

脊椎の仕組みと病気

脊椎(せきつい)は頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個が縦につながり、文字通り、背骨(バックボーン)として身体を支え、いろいろな方向に運動できる仕組みになっています。さらに背骨の中央には脊柱管という脊髄(せきずい)など大事な神経の通路があり、これを保護する役割をもっています。それぞれの脊椎は前方はクッションの働きをする椎間板という軟骨で、そして後方は左右一対の椎間関節で連結され、さらに多くの靱帯と筋肉で支えられています。これらがいつまでも健康で正常に働いてくれるかというと残念ながら、そうではありません。ヒトは2本足歩行になり手や脚を上手に使うことでさまざまな文明を発達させて来ましたが、同時に椎間板や関節には大きな負担がかかるようになってきました。昔ながらの重労働はもとよりパソコン操作など坐位作業の増加、さまざまなスポーツの普及などは、椎間板や関節をさらにいためる原因となっています。その結果肩凝りや首のいたみ、腰痛を引き起こします。国民健康白書では、わたしたちの身体に起こるあらゆる症状のうち腰痛は男性の1位、女性でも肩凝りについで2位を占めています。さらにこれらのひずみや傷のために脊柱管を通る神経が圧迫されると、手や腕の痛みやしびれ、脚の坐骨神経痛、さらに麻痺なども引き起こします。

当院の治療体制

当院には脊椎の専門医師がおります。百町貴彦、柳橋寧はいずれも日本整形外科学会認定専門医に加えて同学会認定の脊椎脊髄病医であり、さらに全国でも数少ない日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医です。
診断の補助には最新のMRIやCTを活用し、わが国でも指折りの優れたリハビリ部門とともに運動療法中心の保存療法を進めています。しかし手術でなければ解決されない症状の場合は、国内はもとより世界的レベルをモットーに手術治療を提供させていただいています。

手術対象となる代表的な疾患

頸の病気
頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症、頚椎後縦靭帯骨化症、環軸椎亜脱臼(関節リウマチ)、頚椎の外傷など
腰の病気
腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症、腰椎分離・すべり症、腰椎変性側弯、腰椎の外傷など
脊柱の変形
思春期側弯症、特発性側弯症、後弯症
その他
骨粗鬆症とそれに伴う脊椎圧迫骨折(骨セメント注入による骨折治療ーバルンカイフォプラスティ)、脊椎・脊髄腫瘍、脊椎炎など

手術の概要

当院ではこれらの疾患に対して、神経圧迫があるときはその開放(神経除圧術といいます)、背骨がずれていたり、まがっているときは同時に脊椎固定術を加え、その際脊椎に金属を埋め込む脊椎インストゥルメンテーション手術を正確安全に行うことを目指しています。

バルンカイフォプラスティとは?

高齢社会の現在、骨粗鬆症は医療の現場でも大きな問題となっています。すなわち骨の密度の低下のため骨強度が保てず、転倒などで簡単に股関節や背骨を骨折し、寝たきりとなることも少なくありません。股関節では早期に骨折部をつなげたり、人工のものに入れ換えたりすることが一般的です。胸椎や腰椎では骨折部がつく(骨癒合)までの約2ヵ月間コルセットやギプスなどで治療しますが、ときどき2ヵ月経っても骨癒合しないで、痛みが続く方がいます。この場合、米国などでは、背中側から骨折部に管を通してバルン(風船のようなもの)を入れて、骨折部を広げて骨セメントを注入することで痛みを減らす手術(バルンカイフォプラスティ)が行われ、一定の効果があげられてきました。我が国でも2011年より厚生労働省が認可して保険が適用となりました。軽い麻酔で入院も1日ほどで済みます。しかし傍らには脊髄が走っているので手術に精通しないと危険を伴います。そこで現在、日本ではこの手術が出来る病院を認定制にしています。当院は数少ない認定病院になっております。

主な脊椎手術実績

脊椎手術総数
620件
頚椎椎弓形成術
40件
頚椎固定術
24件
胸椎固定術
10件
腰椎固定術
253件
腰椎後方除圧術
148件
腰椎椎間板ヘルニア摘出術(含MED)
100件
側弯症手術
20件
経皮的椎体形成術
3件
その他
22件
(2021年度)
整形外科
受付時間
第2土のみ
8:30~
11:30
●(11:00迄)
13:00~
16:30


内科
受付時間
第2土のみ
8:30~
11:30
●(11:00迄)
13:00~
16:30




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