えにわ病院はいろいろな面で特殊な病院と言えます。まずは整形外科と循環器内科、一般内科、そして麻酔科だけの病院であること、整形外科の医師数と手術件数の多さがわが国で有数であること、全国のさまざまな大学病院から研修のために勤務する整形外科医が多いこと、四六時中、国内外から短期見学に訪れる整形外科医が居るなどです。
医師の仕事でもっとも大切なことは、患者さまの抱える疾病を適切に診断し、最良の医療を提供することにあります。そのためには、全職員によるチーム医療がうまく機能しなければなりません。

えにわ病院では整形外科医のみならず、麻酔科医、手術室看護師、理学療法士や作業療法士、放射線技師、薬剤師を含めた手術前の検討会、手術後の検討会が毎週行われています。内科医は手術に影響を及ぼす可能性のある持病のチェックを懇切に行っています。医局では整形外科医、内科医、麻酔科医が先輩後輩にかかわらず患者さまのことをフリーに相談できるムードに包まれています。『良い医療は働く仲間が仲良く、お互いに切磋琢磨して、診療技術を向上させうる環境に芽生える』と信じて日々努力しています。