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骨粗鬆症(こつそしょうしょう)外来のお知らせ
2017-02-28
当院では、2017年1月から増田医師による専門外来『骨粗鬆症外来』を行っております。
4月からは月曜日の午後の診療となっております。
骨粗鬆症とは
人間は老化に伴い骨が弱くなっていきます。この変化の割合が大きく、骨がもろくなる状態を骨粗鬆症と呼びます。
最近は一般的に知られてきましたが、骨粗鬆症は老化ではなく、れっきとした病気なのです。
ちょっとしたはずみで背骨が折れたり(圧迫骨折)、転んで股関節が折れたり(大腿骨頚部骨折)といった病気を起こしやすくなり、その後の死亡率上昇にも関わってきます。つまり、しっかりとした治療が必要になってくるのです。
骨粗鬆症の診断
骨粗鬆症になると、骨の密度が低くなり、硬めのスポンジのようになります。
この状態を評価するのが、骨密度測定装置です。
この装置は、X線が骨などの硬い物を通過しにくい性質を利用して、骨の密度がどの程度であるかを測定する装置です。骨密度は、簡易的に腕の骨やかかとの骨で測定することも可能ですが、当院では骨密度を測定する際に最も有用である、腰椎と大腿骨を基本として測定しています。
また、骨粗鬆症外来では、血液検査で骨代謝マーカーなどを測定し骨密度低下の原因特定をしております。
さらに、最近は骨折を予防できる薬物も使用可能となっています。

高齢化社会においてより充実した生活を過ごすため、自分では気づきにくい隠れた病気を早期のうちに見つけましょう。是非、定期的な骨粗鬆症チェックをしてみませんか?
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