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木村 正一 理事長 昭和35年4月生まれ |
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昭和63年3月
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旭川医科大学卒業 |
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平成元年6月
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北海道大学医学部整形外科入局 |
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平成2年4月
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北大整形外科関連病院勤務 |
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平成13年4月
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哲仁会えにわ病院
(現我汝会えにわ病院)勤務 |
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平成16年6月
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北海道大学医学部医学博士号取得 |
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平成17年4月
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医療法人社団我汝会えにわ病院 部長 |
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平成24年4月
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北海道大学大学院医学部研究科
大学院連携分野教員 |
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平成29年1月
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医療法人社団我汝会 理事長 |
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現在、新型コロナウイルスが、世界的に猛威を振るい多くの人々に脅威を与えております。このウイルスの恐ろしい事の一つとして、症状のほとんどない感染者が知らない間に、他人に感染させてしまう事があげられます。もし、そのような感染がひとたび病院内で発生した場合、数多くの患者様に感染し大変ご迷惑をお掛けしてしまう事になります。 当院には、感染予防専門医師および感染専門看護師を中心とした感染制御チームがあり、その指示の元、感染予防に努めております。その一環として、2020年2月26日より入院患者様の面会を原則禁止しております。院外からの接触を、減ずることにより感染予防する事が、目的であります。稀に、「健康なのに家族でも会えないのか」などのお叱りを頂戴いたしますが、先に述べたように、症状のないウイルス感染者の存在が危ぶまれる事を考慮いたしますと院内の安全を保つためには、必要な事と考えております。どうか、ご理解を頂きたく存じます。
更には、4月9日より来院者全員の体温測定を実施させて頂く事になりました。これは、発熱した方の診療を拒否するために行っているのではなく、発熱している患者様を安全な方法で治療する事を目標としております。そして、院内感染のリスクを少しでも減じることによって、これまで通り、多くの患者様に安心して来院して頂ける病院を目指しております。検温により、不快な思いをされる方もいらっしゃるとは存じますが、何卒ご理解をお願いしたいと存じます。
そして、院内の職員の感染を予防するため、全職員の道外への不要不急な外出自粛も併せて行っております。
今後も、ウイルス対策に関しまして、時々刻々変化する情勢に速やかに対処して行く所存であります。
昨今、ガウン、マスク、手袋など医療材料が欠乏しつつあります。当院の在庫も、徐々に減ってきております。そのような中、近隣の患者様からマスクのご提供を頂きました。心より御礼申し上げます。非常に有難く頂戴いたしますとともに、今後地域医療に更なる努力を払う糧といたしたいと存じます。
今しばらく、不自由な状態が続くと思われますが、職員一同、全力でこの困難を乗り切る所存でおります。 |
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令和2年4月15日 木村 正一 |
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百町 貴彦 院長 昭和40年1月生まれ |
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平成元年3月
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札幌医科大学卒業 |
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平成元年5月
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北海道大学医学部整形外科入局 |
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平成2年4月
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北大整形外科関連病院勤務 |
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平成11年4月
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哲仁会えにわ病院
(現我汝会えにわ病院)勤務 |
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平成16年5月
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医療法人社団我汝会えにわ病院 部長 |
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平成30年1月
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医療法人社団我汝会えにわ病院 副院長 |
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平成30年4月
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医療法人社団我汝会えにわ病院 院長 |
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平成30年4月1日より医療法人社団我汝会えにわ病院長を拝命致しました、百町貴彦と申します。
私がえにわ病院に入職したのは平成11年4月です。当時は法人名も所在地も現在とは異なっており、整形外科医は増田武志院長・理事長(現:会長)、菅野大己副院長(現:名誉院長)、佐藤栄修副院長(本年8月末退職)以下7名と年交代の研修医1名の世帯でした。時代は流れ、平成16年5月に病院を恵庭駅東口に新築移転し、法人名も“我汝会”へと改称いたしました。現在では、常勤の整形外科医15名、内科医2名、麻酔科4名そして研修医4名の体制で年間約2500件もの整形外科手術を行う整形外科専門病院となっております。この発展に尽力された増田理事長が一昨年末に、そして菅野院長と田中博文副院長が昨年末で退任され、理事長、院長、副院長の顔ぶれは一新いたしましたが、現在のえにわ病院を築き上げられた先輩諸兄には感謝の念に堪えません。特に佐藤先生は、私にえにわ病院入職のきっかけを下さっただけではなく、専門である“脊椎(頸や腰の病気を扱います)”について基本から鍛え直して頂きました。私の恩師ともいえる先生ですが、本年1月当院新院長に就任して間もなく、2月から長期療養に入られてしまい、急遽私が4月から院長職を引き継がせて頂くこととなりました。まだまだ未熟で至らぬ点も多々あろうかと思いますが、我汝会の名を汚さぬよう、そしてえにわ病院がさらに発展していくよう努力してまいりたいと存じます。
幸い、電子カルテシステム、クリニカルパス、DPC(包括医療費支払い制度)の導入、病院建物の増築など多くの財産を残して頂きました。平成21年に初認定を受けた日本医療機能評価機構による病院機能評価は以降も更新を重ね、本年度は3期連続の認定結果を待っているところです。
病院は、患者様への最善の医療の提供を目指しておりますが、そのために医師をはじめとする専門職には知識、技術の向上に努められるようソフト・ハード両面での環境整備を続けてまいります。それ以外の職員に対しても、えにわ病院で働くことが誇りに思えるような職場作りをしていきたいと思います。全職員が良いチームワークを築きながら、ひとりひとりの患者様と向き合っていくことが目標に近づく歩みと信じ努力してまいりますので、これからもえにわ病院をよろしくお願いいたします。 |
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平成30年10月 百町 貴彦 |
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